新方式反射型表示装置特許のご案内

拝啓

貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。私は日夜さまざまな発明を試みている山口貴央と申します。この度、MEMS方式を採用した新方式のフルカラー反射型表示装置「MIRROFLECT(ミラフレクト)(ネーミング1案)」及び「デュアルモード可能ディスプレイ(仮名)」を発明(考案)しました。

今後の展開として米国でも特許を取得し独占的にマイクロミラーデバイスを製造している米TexasInstruments社様へライセンスする、又はMEMSディスプレイファブレスベンチャーを新規設立して協力する等の展開も考えられます。MEMSベンチャーの例として米クアルコム社様が約1億7000万ドルで買収したIridigm Display社様、1億7500万〜2億ドルで買収したPixtronix社様等が挙げられます。

恐れながら現在国際出願の各国移行手続を控えているためホームページによる宣伝等によって、本年度中に何らかのスキームを通しての特許権の一部のご購入を受け付けております。尚同時にさらに優れた技術の基本特許を出願中である旨をお知らせしております。7月4日のホームページ開設以来早速多くの有名大学様・有名企業様・国外の有名企業様等にもご観覧頂いております。大変お手数ながら差し支えございませんでしたら何らかのご質問またはご相談も頂ければ幸いに存じます。

 

●用語等のご説明

反射型表示装置とは太陽光や照明などの外光の反射によって表示を行う表示装置です。バックライトを用いるものと比べ低消費電力、視認性が良いなどの効果があります。

MEMSとはマイクロ・エレクトロ・メカニカル・システムの略です。半導体製造技術を応用して、微小な電気機械を平面上に多数配列して作ることができます。

マイクロミラーデバイスとはTexasInstruments社様によって開発された、MEMSデバイスで、電気的に可動する多数の微小鏡面(マイクロミラー)を平面に配列した表示素子の一種です。現在プロジェクターなどに多用されております。

LCOSとは反射層の上に液晶層を載せた反射型表示装置で、電気的に液晶層の透過/非透過を切り替えることで、入射する外光の反射/吸収を切り替えます。

電子ペーパーとはの長所とされる視認性や携帯性を持ち、表示内容を電気的に書き換えることができる反射型表示装置です。

 

●本特許について

本特許(特許番号4951724)は、マイクロミラーデバイスの可動する複数の鏡の各々を着色した壁で覆い、上部から反射して複数の着色面が目視されるという単純な構成であるが故権利範囲の大きい「基本特許」となります。

 

 

●MIRROFLECTの技術的特徴

反射型表示機能(低消費電力)(良視認性)

1画素で複数色表現可能(本形態では反射型のレッド,ブルー,グリーン,ホワイト、ブラックの5種類の表示が可能ですが、レンズを使う他の形態ではより多くの色表現も可能です。)

超高速応答速度のためカラー動画可能(応答速度は通常1μsec※1)

メモリ性を持たせ易い(ミラーの傾き角度を何らかの手段(磁力や塑性ヒンジ等)で表示を永久に保持させることが可能です。)

高画素(ピクセル1辺あたり通常10数μm※2)

高開口率(表示に寄与しないミラーとミラーの隙間が極めて少ないため)

製造が容易でローコスト(使うのはマイクロミラーデバイス、カラーフィルターとミラー、屈折率分布レンズアレイ等のみです。マイクロミラーデバイス製造はCMOS半導体製造装置を応用できます)

 

※1 現在流通の標準のマイクロミラーデバイスの数値です。超高速応答速度のため、レッド,ブルー,グリーン(又はシアン、マゼンタ、イエロー)をフレーム周波数より高速で切り替えることにより、1画素でフルカラーが表現可能です。(電源ON時のみ)

※2 現在流通の標準のマイクロミラーデバイスの数値です。高画素を求めなければ1つ1つのマイクロミラーを大きく設計することも可能です。

 

●MIRROFLECTの特許

2010年9月24日に特許出願をしており、2011年11月15日に特許査定をいただいております。

特許番号 4951724

出願番号 2010-213625

公開番号 2012-68456

発明の名称 反射型表示装置

尚、PCT国際出願もしており、国際調査見解書により新規性、歩性、産業上の利用可能性のすべてにおいて特許性ありの見解をいただいております。

国際出願番号 PCT/JP2011/071743

※クレームの通り回避できない基本特許になります。

※テキサスインスツルメンツ社様のマイクロミラーデバイスの基本特許がそろそろ切れるため、マイクロミラーデバイスの基本特許を使用せず作れます

 

●ネーミング案候補

この技術についてMIRROFLECT®(ミラフレクト)という名前をネーミング案の1つの候補として考えています。(商標取得済み 商願2011-037002

 

●MIRROFLECTの仕組み(大変簡単です)

@マイクロミラーデバイスとは多数の反射角を変化させることができる微小鏡鏡面(マイクロミラー)を平面に配列した表示素子です。

(マイクロミラーデバイス)“マイクロミラーデバイス”

 

 

Aそのマイクロミラー1つ1つの四方をカラー反射面で囲むと、上から見たときマイクロミラーに反射したカラー面が見える仕組みです。

(1画素の構造)“1画素の構造”v:shapes="図_x0020_16"

 

(全体の構造)“全体の構造”v:shapes="図_x0020_26"

 

(カラー反射面の模型)“カラー反射面の模型”

 

(1画素の模型)“1画素の模型”

“1画素の模型”

“1画素の模型”

 

 

Bマイクロミラーの傾き角度を変化させることで四方のカラー反射面が上部から目視され、レッド,ブルー,グリーン,ブラックが表現でき、ホワイトはマイクロミラーの傾き角度が0度(平行状態)で表現します。

※光の加減やローコストな模型の使用のため綺麗に見えませんが説明のためであり構造を知ってもらえば優れた技術であることがお分かりいただけます。

“カラー”

 

C各カラー反射面はミラーまで光を無駄なく正反射させるカラーフィルターとミラーからなります。(正反射させることで光量が多くなり、光入射角度補正等での光のロスを補います。)

“カラーフィルター”

 

Dこのままだと斜めから光を当てたときに別の色が見えるので屈折率分布レンズ等で入射光の角度を補正します。屈折率分布レンズとはレンズ内部の屈折率が不均一になっているレンズで、散乱光を平行光化させる効果があるため、上から光が色々な角度で入射しても目的の反射面にまっすぐ当たりやすくなります。

(屈折率分布レンズのビーム変換器としての詳しい技術文書はパナソニック株式会社様の出願【出願番号】特願2007−292617等をご覧ください。)

“屈折率分布レンズ”

 

 

※なお、この入射光の角度の補正は液晶ディスプレイなどに使われるプリズムシートなどでも代用できます。

 

 

 

●最も適しているマイクロミラーデバイスとして、弾力性のあるピボットヒンジでミラーを支え、下部に配置された電極との静電吸引力によりミラーを傾かせる方式ですと、2軸方向の傾きの容易さ、復元力による0度状態での白色の表示、傾きの大きさ、製造の容易性があり、また隣り合うミラー同士の間を少なくできます。

尚、さらに上部にも透明電極を配置し、静電吸引力を大きくする方法や、磁力でミラーを傾かせる方式も検討できます。

 

 

 

●他にも様々な種類のマイクロミラーデバイスを用いることができます。隣り合うミラー同士の間は大きくなってしまいますが、正方形のねじり梁ヒンジを用いたマイクロミラーデバイスなども適しております。

“正方形のねじり梁ヒンジ”

 

 

 

●またカラー反射面の厚さによるロス、ミラーが斜めに傾くことによるロス、正方形のねじり梁ヒンジを用いることによるロスやその他のロスにより開口率が下がってしまうことには1画素ごとに凸レンズ等をつけて集光することで対応できます。

“凸レンズによる開口率アップ”v:shapes="図_x0020_9"

 

 

 

【※プロジェクターに適用可能※】

●プロジェクターとは

映像を大型スクリーンなどに投影することにより表示する装置です。

(プロジェクターを用いた東京駅丸の内駅舎プロジェクションマッピング)“東京駅丸の内駅舎プロジェクションマッピング”o:title="東京駅丸の内駅舎プロジェクションマッピング"

 

●プロジェクターの特徴

@投射方式なので大画面化を実現することができる

A投射方式で素子が小さくて済み価格が手頃

→ビジネス用途、メディア用途、業務用用途で今現在すでに巨大な市場

 

MIRROFLECTがプロジェクターに適した理由

視野角の補正が不要

プロジェクターは反射角が固定されているため、上記「●MIRROFLECTの仕組みD」の視野角補正が全く不要であり製造が容易です。

 

 

 

 

 

●MIRROFLECTが解決できるプロジェクターの問題

液晶方式に比べ

@各パネルの微少な膨張係数の差による画素ズレや色ムラが無く歩留まりです

Aビームスプリッタ等の光学系が節約され、低コスト小型化可能です。

B垂直入射垂直反射であるためフレア光が無く黒浮きが少ないため高コントラストです。

 

LCOS方式に比べ

@各パネルの微少な膨張係数の差による画素ズレや色ムラが無く歩留まりです

Aビームスプリッタ等の光学系が節約され、低コスト小型化可能です。

B高額の3つのLCOS素子が単板に集約され低コストです。

 

○単板DLP方式に比べ

@カラーブレイキングノイズ(=色割れ、=レインボーノイズ)、カラーフリッカーが無く、視認性が良いです。

Aフィールドシーケンシャル方式と違い表示したくない色の時ミラーをオフして光を捨てない分輝度が高く低消費電力です。(例えば単板DLP方式では1フレームがRGBの内1色表示の際3分の2の光を捨てます。)

Bフィールドシーケンシャル方式と違い時間積分する必要が無い分高応答速度です。

 

○3板DLP方式に比べ

@高額の3つのDMD素子が単板に集約され低コストです。

Aビームスプリッタ等の光学系が節約され、低コスト小型化可能です。

 

 

プロジェクターの市場

プロジェクター市場はビジネス用途、ホーム用途、業務用途等で現在十分に大きく、MIRROFLECTは光学系に大きな変更も加えず現在主流の方式より明らかな利点があるためシェアを獲得すれば大変大きな利益が望めます

2010年のプロジェクター市場は、数量規模で約685.4万台、金額規模で約,334.2億円となっております。2011年は震災の影響にもかかわらず前年比増加しており国内市場でも18万台を超える規模になっていると言われております。

 

 

 

 

 

 

 

●現在主流の液晶方式プロジェクターとLCOS方式プロジェクターとDLP方式プロジェクターの仕組み

液晶方式プロジェクター LCOS方式プロジェクター   単板DLP方式プロジェクター

←←/←光源          

                    ←/←/←光源                光源

                                               

|←Ⅾ←←/         |←Ⅾ←                    

                                     ↖ 

                     ←←←/           □

←←                

 

┃━は透過型液晶素子   ‖=はLCOS素子        ⊕はカラーホイール

|はスクリーン      ⍂⍁はPBS          □はDMD素子

Ⅾはレンズ

☒はプリズム

/\はミラー

はダイクロイックミラー

 

 

(LCOS方式プロジェクター)“lcos”

 

●プロジェクターの仕組み解説例

初心者のホームシアター奮闘記!!様

http://hp1215.blog21.fc2.com/blog-entry-299.html

 

 

LCOS方式プロジェクターの光学設計がMIRROFLECT方式プロジェクターに応用可能です。

上記のLCOSを用いたプロジェクターに似た垂直入射・垂直反射型光学系が応用可能です。

 

●MIRROFLECTによるプロジェクターの光学的設計例

LCOS素子と同じような光学設計で垂直入射垂直反射によって利用できます。

 

MIRROFLECT方式光学的設計例@ MIRROFLECT方式光学的設計例A

            光源                    光源

             ↓                    ↓

      |←Ⅾ←⇆■                 |←Ⅾ←◆⇆■

 

■はMIRROFLECT          ◆は光サーキュレーター

|はスクリーン

Ⅾはレンズ

はPBS

 

※サーキュレーターとは

サーキュレーターとは、3ポート(端子)もしくはそれ以上のポート数が存在する受動的な電子部品で、あるポートに入力した高周波信号が次のポートにのみ出力され、最後のポートに入力した信号は最初のポートに出力される特性を持っています。サーキュレーターは、VHFUHF、マイクロ波だけでなく、光通信においても使用されます。

 

○サーキュレイター ウィキペディア様

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BF

 

○磁気光学材料の基礎と光通信への応用 佐藤勝昭(農工大)

http://home.sato-gallery.com/research/MSJ123kenkyukai.pdf

 

 

 

 

【※ヘッドマウントディスプレイHMD)に適用可能※】

今バカ売れして売り切れ続出の次世代ディスプレイHMDをご存知ですか?

●HMDとは

頭部に装着する眼鏡のようなウェアラブルディスプレイです。

(生産が追いつかず注文受付を一時停止したソニー様“Personal 3D Viewer”HMZ-T1」)“ヘッドマウントディスプレイHMD「HMZ-T1」”

 

 

1013日発売ソニー様“Personal 3D Viewer”SONY HMZ-T2“ヘッドマウントディスプレイHMD「HMZ-T2」”

 

 

●HMDの特徴

@大画面

狭い部屋でも安価で大型TVに匹敵する臨場感が味わえます。「映画館並み」との評判です。

A低消費電力

小型のディスプレイを利用するためです。

B非透過型はメディアに特化

今現在最も優れた3D化技術

左右の目用に容易に別々の映像を表示できるため画像の差によって3Dテレビのフレームシーケンシャル方式や、ラインバイライン方式などと比べ、左右の映像が混ざり合って二重に見えるクロストークが原理的に発生せず、偏光板やシャッターを介する必要も無いため、パネルの明るさをそのまま3Dでも体験できる今現在最も3Dに適した表示デバイスです。

上記のような理由から非透過型についてはオフィス用途ではなく映画やゲームなどのメディアに特化しております。オフィス用途の電子ペーパーと棲み分けができます。ヘッドフォンと併用すればバーチャルリアリティが可能です。

C透過型はウェアラブル装着可能)、視界との一体化によって同時に作業が可能

今までのディスプレイにできないこれだけでも凄い機能です。透過型ですと同時に様々な作業ができアメリカ軍様などの一部の軍では現役技術であり、当然様々な仕事に応用できます。

 

MIRROFLECTがHMDに適した理由

視野角の補正が不要

HMDは眼鏡型で視線が固定されているため、上記「●MIRROFLECTの仕組みD」の視野角補正が全く不要であるため光のロスもなく製造が容易です。

 

●HMDの市場

AV機器、映画などのメディア用途、コンピュータゲーム、ウェアラブルコンピュータ、手術でCATスキャンやMRI画像を視野に組み込むこができる外科分野、ウェアラブルであるためこのディスプレイに作戦情報を表示できる軍人様や消防士様、警察官様、またCAD図面を立体で表示できるようになる科学者様や技術者様等からも多くの期待を集めています。

 

2012/04/04 Google様、ARメガネ Project Glass を発表。公開テストを開始。

2012/07/05 アップル様、ヘッドマウントディスプレイの特許を取得

2012/07/20 バカ売れソニー様のHMD受付再開、生産追いつかず停止から2か月ぶり。

2012/08/03 ゲーム特化の広視野角VRヘッドマウントディスプレイ Oculus Rift、初日で70万ドルをクラウド調達

2012/09/11 ソニー様,720p&立体視対応ヘッドマウントディスプレイの新型「HMZ-T2」を国内発表。

2012/10/05 ZMP様、JVCケンウッド様製汎用ヘッドアップディスプレイを販売開始

 

LCOS方式HMDの光学設計がMIRROFLECT方式HMDに応用可能です。

LCOSディスプレイを用いたHMDが昔から数多くあり、同じ垂直入射・垂直反射型ディスプレイなので同じような光学系で可能です。

 

●LCOS単板フィールドシーケンシャル方式HMDの仕組み

       光源

      ↓         はLCOS素子

        ⊕          ⊕ はカラーホイール

      ↓         はPBS

 

●LCOSディスプレイを用いたHMD例

ST1080

Full HDLCOSモジュールを開発したベンチャーSilicon Micro Display社様

http://www.siliconmicrodisplay.com/st1080-features.html

方式:LCOS単板フィールドシーケンシャル方式

解像度:1920 x 1080Full HD

ディスプレイ:0.74 inch LCOS

ピクセルピッチ:8.5 um

ゴーグル部重さ:180グラム

 

HMD製品一覧 NVIS社様

http://www.nvisinc.com/products.php

 

JVCケンウッド様製汎用ヘッドアップディスプレイ「HU400」

 

●LCOS方式HMDに比べてMIRROFLECTが有利な点

○LCOS単板フィールドシーケンシャル方式に比べ

@カラーブレイキングノイズ(=色割れ、=レインボーノイズ)、カラーフリッカーが無く、視認性が良いです。

Aフィールドシーケンシャル方式と違い表示したくない色の時ミラーをオフして光を捨てない分輝度が高く低消費電力です。(例えばLCOS単板方式では1フレームがRGBの内1色表示の際3分の2の光を捨てます。)

Bフィールドシーケンシャル方式と違い時間積分する必要が無い分高応答速度です。

Cフレーム周波数より高速で切り替えると1画素でフルカラーが表現可能です。

 

○LCOSRGB3分割方式に比べ

@1画素複数色で画質が良いです。

●MIRROFLECTによる非透過・発光型HMDの光学的設計例@

    ↑

  眼←        ■はMIRROFLECT

    ↿⇂         /はハーフミラー

    光

    源

 

        

●MIRROFLECTによる非透過・発光型HMDの光学的設計例A

○光源からの光を全て表示に使いたい場合

    /←\

    ↓ ↑               ■はMIRROFLECT

  眼←/→            ◆は光サーキュレーター

    ↑

    光

    源             ※尚光サーキュレーターはPBSに置換可能です。

 

●通常の視界が見える透過型HMDでの光学設計

●MIRROFLECTによる透過・発光型HMDの光学的設計例@

     ■

    ↿⇂                    ■はMIRROFLECT

  眼←                 /はハーフミラー

    ↿⇂

    光

    源

●MIRROFLECTによる透過・発光型HMDの光学的設計例A

○外からの光を全て表示に使いたい場合

○外に光を出したくない場合(軍事用途など)

○外からの光をハーフミラーのように2分の1妨げることなく表示したい場合

    D←←←←←

  眼←                      ■はMIRROFLECT

    ↖D←◆←光源         ◆は光サーキュレーター

       ↿⇂               Dはレンズ

       ■           ※尚光サーキュレーターはPBSに置換可能です。

 

 

 

 

反射型HMDについて

略写真並み又はそれ以上の画像表示であるため既存のものではできない光源を使わない反射型HMDができるかもしれません。

 

反射型HMDのメリット

○光源を使わないため眼が疲れにくい→電子ペーパーのメリットをそのまま享受

○光源を使わないため低消費電力→モバイル的視点で重要

 

●反射型HMDの光学設計例@

 

 ↿⇂        ■はMIRROFLECT

眼←外       /はハーフミラー

 ↿⇂                ―は鏡

  

 

@外からの光の2分の1が眼に入り、2分の1が鏡に入射する。

A鏡に入射した光の2分の1がMIRROFLECTに向かい、2分の1が外に出る。

BMIRROFLECTからの光の2分の1が眼に向かい、2分の1が鏡に向かう。

CA〜Bを繰り返す。

 

●反射型HMDの光学設計例A

○外からの光を全て表示に使いたい場合

○外に光を出したくない場合(軍事用途など)

    /←外

    ↓                ■はMIRROFLECT

  眼←                ◆は光サーキュレーター

    ↿⇂

    ■             ※尚光サーキュレーターはPBSに置換可能です。

●反射型HMDの光学設計例B

○外からの光のうち2分の1を表示に使いたい場合

○外に光を出したくない場合(軍事用途など)

    D←←外

  眼←   ↓           ■はMIRROFLECT          Dはレンズ

    D←           ◆は光サーキュレーター

       ↿⇂           /はハーフミラー

       ■          ※尚光サーキュレーターはPBSに置換可能です。

 

 

【※電子ペーパーについて※】

●MIRROFLECTが解決できる電子ペーパーの問題

○最小の一画素で3種類以上表示できる電子ペーパーは今現在ほとんど市場に存在しないため黒と他1色の2種類の表示しかできず反射率、開口率、色再現能力、コントラスト、解像度が低いです。

例えばを表示するときの表示画素   例えばを表示するときの表示画素

その他  本発明           その他  本発明

黒黒               黒黒   

例えばを表示するときの表示画素   例えばを表示するときの表示画素

その他  本発明           その他  本発明

黒黒                  “表示画面”

※反射率の低さは、光量の調節できる発光型と違い外光に依存する反射型表示装置にとって致命的です。

例)・現在主流のE−Ink方式(粒子移動方式)

・その他の粒子移動方式

・干渉方式「MIRASOL」(MEMS方式)

・反射型液晶方式(液晶方式)

 

応答速度が遅いため動画表示に向きません。

例)・コレステリック液晶方式(液晶方式)※応答速度は秒単位でありしかも単色の液晶層を3枚分積層する必要があり反射率も低いです。

・その他の化学方式

 

メモリ性を持たせにくいです。

例)・エレクトロウェッティング方式(液体移動方式)※応答速度1500μsecでありしかも事実上通電し続ける方法しかメモリ性を持たせることができません。

(これらをすべて解決できるため、電子ペーパー界の主流技術になります。)

●MIRROFLECTの電子ペーパーとしての市場

貴社が液晶ディスプレイ等の基本特許を保有していたらどれ程の利益を生み出すとお考えですか?

電子書籍リーダー、モバイルディスプレイ、タブレットディスプレイ、パソコン用ディスプレイ等の用途にこの優れた技術の潜在市場規模は凄まじいものがあります。

その他にも電子タグ/電子値札向けの表示デバイス、製造現場や建築現場で使うことを想定した電子ペーパーモジュール、教育用途を狙った電子ペーパー、デジタルサイネージや店舗広告(POP)、オフィスシステムなどにも転用可能です。

総売上は1台2万円×1億台売れると2兆円

この特許の生みだす価値をその2%とすると約400憶円です。

 

2012/03/30 電子情報技術産業協会(JEITA)様によると2014年ディスプレイの世界市場予測台数は11年比26%増5億80万台。

2012/06/17 アメリカでついにeブックの売上がハードカバー書籍を抜く

2012/07/02 楽天様、電子ペーパー式電子書籍端末「kobo Touch」を発売

2012/07/28 アマゾン様、9月にも電子書籍配信開始 日本向け

 

●視野角補正について

視野角は屈折率分布レンズで補正することになっております。

理論的には明細書にも書いてあるため必ず補正されますが、その際の光量のロスについては

模型で実験してみるかシミュレータで計算して見るまで分かりません。

尚光量のロスについては周りのカラー反射面をカラーフィルターと鏡にし、光を正反射させることで紙の反射率に近づけることができます。 

プリズムシートによる補正は実験しましたが正面から見えないという問題がありました。

別の手段で視野角の補正を行うこともできるかもしれません。

屈折率分布レンズアレイは3D用という用途で作られており、Integral Photographyという単語で様々な例が検索頂けます。

ベンダ様以外が出願したアレイ状に作る、紫外線を当てて作る方法の特許

○「(WO2006077889) 屈折率分布型レンズ、および屈折率分布型レンズの製造方法」

Matsushita Electric Industrial Co., Ltd.様出願http://patentscope.wipo.int/search/ja/detail.jsf?docId=WO2006077889&recNum=1&maxRec=&office=&prevFilter=&sortOption=&queryString=&tab=PCT+Biblio

 

 

 

 

 

 

●2軸可能なマイクロミラーデバイスの文献例

(傾き角度の大きいもののみ抽出しております)

○(試作)(熱バイモルフを使ったもの)

【(財)マイクロマシンセンター様「バイモルフ型ピストンチップチルトマイクロミラー」】

http://memspedia.mmc.or.jp/finemems/index.php/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E5%9E%8B%E3%83%94%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%81%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%BC 

 

以下は海外の文献です。Angleで検索すると可動角度が出てきます。

○(試作)(熱バイモルフを使ったもの)

Peter J. Gilgunn様「SOI-CMOS-MEMS Electrothermal Micromirror Arrays」】

http://www.ece.cmu.edu/research/publications/2010/CMU-ECE-2010-006.pdf

 

○(試作)(熱バイモルフを使ったもの)

Veljko Milanovic´様、Gabriel A,Matsu様、Daniel T,McCormic様「tip-tilt-piston actuators for high fill-factor micromirror arrays」】

http://www.adriaticresearch.org/Research/pdf/HHH04.pdf

 

○(製品)(静電気力を使ったもの)

Fraunhofer Institute for Silicon Technology ISIT様「2D MEMS SCANNERS ENCAPSULATED UNDER GLASS ALLOW HIGH RESOLUTION. LASER PROJECTION IN EVEN THE SMALLEST SPACES」】

http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=151&ved=0CEUQFjAAOJYB&url=http%3A%2F%2Fwww.laser-photonics.eu%2Fweb%2Farchiv%2Fget_doc_free.asp%3Furl%3Dget_doc_free.asp%26bin_id%3D20120524135749-73%26o_id%3D20080916104754-145&ei=CMAmUICYDcLJtAaVi4DQDA&usg=AFQjCNG5elWQj7NOQnvPKvLqNgs0WO16ig

 

○(製品)(電磁力を使ったもの)

Lemoptix様「Lemoptix MEMS Scanning Micromirrors」】

http://www.merictech.com/lemoptix%20documents/Lemoptix_general_MEMS_Mirror_datasheet_28Jan11.pdf

 

○(試作)(重ね二重S形状バイモルフを使ったもの)

Huikai Xie, University of FloridaDevelopment of High-Fill-Factor Large-Aperture Micromirrors for Agile Optical Phased Arrays」】

http://www.dtic.mil/dtic/tr/fulltext/u2/a517027.pdf

 

 

○(試作)(電磁力を使ったもの)

Ki Hean Kim, B. Hyle Park, Gopi N. Maguluri, Tom W. Lee, Fran J. Rogomentich,Mirela G. Bancu, Brett E. Bouma, Johannes F. de Boer, Jonathan J. Bernstein様「Two-axis magnetically-driven MEMS scanning catheter for endoscopic high-speed optical coherence tomography」】

http://www.engr.ucr.edu/~hylepark/Pubs/publications/33/Kim%20MEMS%20OE15%2826%2918130%282007%29.pdf

 

2軸ミラーは特許も数多く出されております。

○特許「機械的光制御・光スイッチ ekouhou.net

http://www.ekouhou.net/disp-fterm-2H141.html

○特許「機械的光制御・光スイッチ|駆動手段 ekouhou.net

http://www.ekouhou.net/rd/rd.php?url=%2Fdisp-fterm-2H141MC00.html

 

●DMDチップの価格一例(販売サイト様)

Shenzhen Micro Era Technology Co., Ltd.

http://microera.en.alibaba.com/productgrouplist-212733695/IC_chips.html

 

○安い販売サイト様 Ascendtech Inc.様(ただしクリアランスセールとなっております)

http://www.ascendtech.us/texas-instruments-s8060-6402-dlp-chip_i_dlptxis80606402.aspx

 

●応答速度について

現在市販のマイクロミラーデバイス→1μsec

○2軸大角度のもののデータ

Peter J. Gilgunn様「SOI-CMOS-MEMS Electrothermal Micromirror Arrays」】

http://www.ece.cmu.edu/research/publications/2010/CMU-ECE-2010-006.pdf

の28ページより

ミラーサイズ(μm)   傾き角    スピード

100×100      8.8度   72μsec

800×800      110度   16msec

1500×1500    33度    500μsec

→MEMSなので構造上小型化すれば速くなる可能性があります。

 

他のデバイス(参考)

○有機EL→数μsec

○液晶→1〜数msec

 

●マイクロミラーデバイスの消費電力について

@通常のプロジェクターについて

「デジタルプロジェクタ MS513P」BENQジャパン様

http://www.benq.co.jp/products/Projector/?product=1867&page=specifications

最大消費電力(備考):265W

(光源は190Wですので光源以外は75Wと計算されます。)

 

Aピコプロジェクターについて

「小型USBモバイルプロジェクター」サンワサプライ様

http://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/400-PRJ010

→5V×500mA=2.5W

(光源は20LMですので0.2〜1.0Wと仮定すると光源以外は2.3〜1.5Wと計算されます。)

 

 

MIRROFLECTの特許が重要な理由

下記のデュアルモード可能ディスプレイは多くの点でMIRROFLECTに勝りますがスピード等の細かい仕様が不明であるため、反射型用のみとして用いるLCOSを用いた光学設計を、技術として歴史のあるマイクロミラーを用いたMRROFLECTに応用することに一定の置換不可能性があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【※デュアルモード可能ディスプレイについて※】

MIRROFLECTのみで市場にとって液晶の基本特許並みのインパクトがあります。しかし只今詳しい内容は出願中であるため明かせませんが、少なくともMIRROFLECTより凄まじく優れている発明の基本特許を出願中です。

 

デュアルモード可能ディスプレイの特徴

電子ペーパーに完全適合可能

○静止時に最小の一画素において反射型カラー6色+反射型白1色と、発光型カラー6色+発光型白1色と、黒1色の計15種類の表示が可能

※ちなみに最小の一画素において3色以上表示できる発光型表示装置ですら今現在市場に存在しません。

○MIRROFLECTと同じMEMS方式

○製造が極めて楽(製造方法も私が同時に出願しております)

○マイクロミラーデバイス等の複雑な構造が一切不要

○入射光角度・視野角度の補正が不要で補正による入射光損失ゼロ

○メモリ性も有する

○高開口率

○プロジェクター、HMDにも当然転用可能

 

 

●発明者プロフィール

MIRROFLECTとデュアルモード可能ディスプレイに関する出願は自分で行いました。MIRROFLECTの中間処理もほとんど自分で行いましたが最後の請求項の補正はやはりプロである弁理士さんにかなわず譲歩と請求項作成を手伝ってもらいました。

保有資格 簿記2

趣味 発明 明細書作成 金融商品投資

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●つきまして、大変ぶしつけなお願いで恐れ入りますが、日本発のディスプレイMIRROFLECTの実施権等のご契約または何らかのスキームを通しての特許権の一部のご購入についてご相談をいただければ幸いに存じます。

デュアルモード可能ディスプレイについては、MIRROFLECTのご契約者様・ご購入者様でかつ条件を満たした方に限って早期公開したいと考えております。本来隠しておいてもよいのですが信用性やその後の展開を考えて予告しました。しかしもちろん特許が成立するか否かは不明ですので公開後のご契約・ご購入については拘束しません。

●ご契約者様・ご購入者様は日本の技術・経済・雇用への貢献を共にお考えいただける方で、製造能力がある若しくは資本力が一定以上かつ製造についての専門的アドバイスが可能な若しくは本特許をご活用可能な方に限らせていただきます。

●本ホームページはデュアルモード可能ディスプレイの出願をしたため7月4日から開設しており、それ以前にネット上では特許公報以外でこの技術を公にしておらず、企業様への売り込みも全くしておりません。

●ご提供頂いた資金は当面主に国際出願の各国行移行費用に充てたいと思います。

●研究開発費の獲得手段としてJST(独立行政法人科学技術振興機構)様からの復興促進プログラムからの支援獲得(最大2000万円)を目指すことも検討しております。ただしその場合は被災地において研究開発を行う必要があります。

●研究開発費の獲得手段として法律上問題の無い形での購入型クラウドファンディング等も検討しております。

本ホームページが提供する情報は、特許に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

 

●連絡先

ホームページ http://mirroflect.web.fc2.com/

pdf http://mirroflect.web.fc2.com/pdf.zip

携帯電話番号  080−6041−6375

パソコンEメール kaimannkunn@ck9.so-net.ne.jp

携帯Eメール 0bv326040z34p4w@ezweb.ne.jp

FAX番号 050−3156−2679

※なんでもご相談承ります。メールかFAXもご利用くださいませ。

 

ご検討の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
末筆になりましたが、突然の無礼をお詫び申し上げますと共に貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。                             敬具

 

●ご注意

メールでの通信は非常にセキュリティが脆弱であるためご希望であれば以下の匿名・暗号化方法をご実行ください。

@社員様等が所有するモバイルなどの貴社が取得・アクセスしたとの判別が不能な匿名手段で通信用フリーメールアドレスをご取得ください。

※尚その後の通信用フリーメールアドレスへのアクセスも匿名手段で行ってください。

A次に私にお電話ください。その際ご希望であれば匿名性を高めた方法でお電話ください。尚確認のため必ず貴社の公式なお電話番号に折り返しお電話をさし上げます。その際匿名性を高めるためご希望であれば公衆電話からお電話いたします。必ず貴社名とご担当者様のお名前、ご希望の折り返し電話方法をお伝えください。

A折り返しのお電話において、通信用フリーメールアドレスをお伝えください。また貴社専用暗号パスワードをお決めし共有いたします。ご希望の貴社専用暗号パスワードがあればお申し出ください。また必ず控えをお取りください。

※貴社専用暗号パスワードは大文字小文字を区別し、半角で32文字(全角だと16文字)以内です。

B以下のフリー暗号化ソフト「アタッシェケース(ver.2.7.5.0)」をダウンロードし、通信内容の書かれたファイルを貴社専用暗号パスワードにて暗号化してください。

※尚ソフトをダウンロードする際も社員様等が所有するモバイルなどの匿名手段をお使いください。

http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se280871.html

C通信用フリーメールアドレスから暗号化したファイルを添付したメールをお送りください。

※貴社名や通信内容は暗号化したファイル内以外には書かないでください。

D尚メールを頂きました際、確認のため必ずお電話をさし上げます。その際匿名性を高めるためご希望であれば公衆電話からお電話いたします。ご担当者様のお名前、ご希望の確認電話方法もご記入ください。

E私からの貴社への返信メールは通信用フリーメールアドレスにお送りいたします。その際の通信内容は「アタッシェケース(ver.2.7.5.0)」によって貴社専用暗号パスワードで暗号化してお送りいたします。

 

※尚私からのメールは全て電子署名してお送りいたします。

 

●情報保護方針

貴社との連絡内容全て及び連絡の有無は貴社の事前の許可なく、いかなる方法をもってしても、第三者に対して開示、漏洩もしくは使用しないことを約束いたします。

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